動画講座の質問対応をAIで軽くする方法
動画講座を販売・運営していると、受講生から同じような質問が繰り返し届きます。このガイドでは、VideoQで受講生の質問に講義動画から自動で回答できるようにして、受講生が自分で答えにたどり着ける状態をつくる手順と、始める前に確認したい点を説明します。
VideoQ運営 · 更新日
質問対応の負担はどこで生まれるか
受講生の質問には、講義のどこかですでに説明している内容が含まれていることがあります。答え自体は動画にあっても、数時間の講座から該当の場面を探すのは受講生にとって手間がかかるため、講師への質問になります。
そこで効果が見込めるのは、講師が答える件数を増やすことではなく、すでに話した説明へ受講生を案内することです。VideoQの回答には根拠になった場面の時間が付くため、受講生はそのまま講義の該当箇所へ戻れます。
一般的なAIチャットとの違い
一般的なAIチャットは、講師の授業内容を前提に答えるわけではありません。受講生が使うと、講義と異なる用語や説明の順序で答えが返ることがあります。
VideoQのAIは、講座に登録された動画の文字起こしから質問に関係する場面を探し、その内容をもとに回答します。講師の説明に沿った答えと、確認に使える引用元の場面を一緒に示せる点が違いです。
公開までの手順
まずは1本の講義で動作を確かめてから、残りの動画を追加すると判断しやすくなります。
- 講義動画をアップロードします。MP4・MOV・WebMなどに対応し、文字起こしが自動で行われます。ご自身が利用する権利のある動画をお使いください。
- 講座を作成し、質問の対象にする動画を追加します。AIが参照するのは、その講座に含まれる動画です。
- 受講生が聞きそうな質問をご自身で試し、回答と引用された場面を確認します。
- 共有リンクを発行するか、メンバーを招待して受講生に案内します。
共有リンクと招待の選び方
共有リンクは、URLを知っている人がログインなしで動画を視聴し、質問できる方式です。受講生の準備がいらない一方、リンクは転送できるため、最初に送った相手だけに限定はできません。履歴上は共有経由の質問として記録され、誰が聞いたかは表示されません。
招待は、メールアドレスを指定して送る方式です。受講生は、宛先と一致する確認済みメールアドレスのアカウントでログインして参加します。販売した講座の視聴者を限定したい場合はこちらが向いています。
費用と利用上限
AIの回答は講座の所有者の利用枠から使われ、受講生に費用はかかりません。利用枠は講座や受講生ごとではなくアカウント全体で共有され、上限に達すると新しい質問は受け付けられなくなります。受講生の人数と質問の量を見込んで、プランの上限を確認してください。
始める前に確認したいこと
AIの回答や文字起こしには誤りが含まれることがあります。受講生には、AIの回答であることと、引用された場面で内容を確認できることを伝えてください。また、質問と回答の履歴は講座の所有者が閲覧・CSV出力できます。受講生の質問を講師が読むことも、あらかじめ案内しておくと安心です。